初めてのピル
ひと昔に比べて、今のピルはすごく進化しています。
ですから、もうあまり血栓症などの副作用に過度の心配をする必要はありません。
しかし、それでもやっぱり初めてピルを飲むのには不安が生じますよね?

そこで少し心配性のあなたに、初めてのピルの始め方は、こんな風にしてはいかがでしょうか?

①まずは産婦人科の医師の診察を受けてピルを処方してもらう
②ピルの飲み方に慣れるの同時に、自分の体質や目的に合ったピルを見つける。
③自分に合うピルが見つかればオンライン処方に切り替える



そのうえで、やっぱりピルがどうしても自分には合わないということが分かればやめればいいだけです。
なぜなら、多くの方がピルを飲むのをやめる理由が、ピルをもらうのに毎回産婦人科での受診が面倒なためです。
産婦人科などの病院は、原則平日しか診察していまぜん。
ですので、産婦人科を受診してピルをもらうのは1日仕事になってしまいます。
お仕事をしている女性なら、ピルの処方をしてもらうためだけに一日仕事を休まなければなりません。

しかし産婦人科を受診した後に飲み始めたピル。
そこから自分に合うピルがわかれば、後はオンライン処方のピルに切り替えればいいだけです。
オンライン処方のピルならば、日祝日や夜間のいつでもオンライン受診が可能です。
それに処方されたピルも自宅まで届けてくれます。

ピルは、あなたの女性としての人生を大きく変えてくれるお薬です。
ですから、
・数ある種類のピルの中から、自分の体質に合ったピルを見つけておくこと
・楽なピルの入手方法
を知っておくことは大切なことなんです。

初めてのピルで血栓症が心配ならまずは産婦人科でもらう始め方が安心

初めてのピルを産婦人科でもらう
ご存知の通り、ピルは薬局やドラッグストアでは販売されていません。
ピルを手に入れるには、医師の診察を受け処方箋を貰わないと手に入れることはできません。
それはピルには毛戦勝などの副作用の関係から飲んではいけない人もいるからです。

産婦人科が診察するピルの血栓症リスク

産婦人科医は、ピルを処方する際に患者の血栓症リスクを慎重に評価します。
この評価プロセスは以下のように行われます:

①問診による評価

産婦人科医は、まず詳細な問診を行います。
この問診では以下の点を確認します:

  • 血栓症の家族歴
  • 喫煙習慣
  • 高血圧の有無
  • 糖尿病の有無
  • 肥満度
  • 最近の手術歴
  • 血栓性素因の有無 



これらの要因は血栓症のリスクを高める可能性があるため、慎重に確認されます[1][2]。

②身体検査

問診に加えて、以下の身体検査が行われます:

  • 身長・体重測定(BMIの算出)
  • 血圧測定



これらの測定値は、血栓症リスクの評価に重要な情報を提供します[2]。

③血液検査

血栓症のリスクが高いと判断された場合、血液凝固系検査が実施されることがあります。
これにより、血液の凝固しやすさや血栓症の可能性を評価します。

④その他の検査

必要に応じて、以下の検査が行われる場合もあります:

  • 婦人科診察
  • 乳房検査
  • 子宮頸がん検査
  • 性感染症検査



これらの評価結果に基づいて、産婦人科医は患者の血栓症リスクを総合的に判断します。
リスクが高いと判断された場合、ピルの処方を慎重に検討したり、別の治療法を提案します。

産婦人科医は、これらの評価プロセスを通じて、患者の安全性を最優先に考慮しながらピルの処方を決定します。
患者自身も、自分の健康状態や生活習慣について正確に情報を提供することが重要です。

産婦人科で初めてのピルのもらい方

初めてのピルなら産婦人科でのもらい方
初めてのピルなら、やはり産婦人科で処方してもらうことは、安心できます。
産婦人科でのピルのもらいう方の流れはこんな感じです。

①受診する産婦人科を探して予約する

ピルに対応している産婦人科を探しましょう。
友人や知人からおすすめの病院を聞いてみるのも良い方法です。
また、男性医師に抵抗尾があるなら女医かどうかも確認しておきましょう。

産婦人科が見つかったら、電話またはオンラインで産婦人科の医療機関に予約を入れます。
一部の医療機関では、ウェブサイトや専用アプリを通じて予約を取ることもできます。

②産婦人科に出向き受付をする

予約した日に医療機関に行き、受付で登録します。保険証や身分証明書を提示することが求められる場合があります。

③産婦人科での診察

あなたの名前が呼ばれたら、医師の診察室に案内されます。
産婦人科でピルを処方する際の診察では、一般的に以下のような項目が検査されることがあります。

身体測定: 身体測定は、身長や体重、体格指数(BMI)などを含みます。これにより、医師は適切なピルの種類や用量を決定するのに役立ちます。
血圧測定: 血圧測定は一般的な検査です。高血圧はピルの使用に関連するリスク要因の一つであるため、医師はこの情報を収集します。

身体検査: 医師は一般的に腹部や骨盤の検査を行います。これにより、子宮や卵巣の健康状態を評価し、異常がないかを確認します。

性感染症のスクリーニング: 若い女性やリスクがある場合、性感染症(STI)のスクリーニングが行われることがあります。これには、子宮頸がんの検査として子宮頸部の細胞検査(子宮頸がん検査、パパニコラウ検査)が含まれることがあります。

④産婦人科医師によるカウンセリングと選択肢の説明

産婦人科医師はピルの使用方法や副作用、リスクについて詳しく説明します。
また、他の避妊方法についても説明し、あなたのニーズやライフスタイルに合った選択肢を提案します。

⑤処方箋の発行

医師がピルを処方することを決定した場合、処方箋を書いて渡します。
これにはピルの種類、用量、使用方法が記載されます。

⑥薬局でのピルの受け取り

処方箋を持って薬局に行き、薬剤師からピルを受け取ります。
薬剤師は処方箋に従ってピルを調剤し、使用方法や注意事項について説明します。

ピルを続けるかどうかは自分に合うピルが見つかった後で考えればいい

初めてのピルの始め方
ピルには、目的や体質によって人それぞれに適したピルが異なるのです。
一昔前のピル(中用量ピル)は、含まれるホルモン量が多く、そのため「副作用に悩まされる女性もたくさんいました。
しかし今のピルの流れは、最小限のホルモン量で最大限の効果を得るようになっています。

ですから、ピルの使用目的や自分の体質に合わせたピルを見つけることはとても重要です。

産婦人科の医師の受診で、自分に合ったピルが見つけやすくなります。
また、産婦人科での定期的な検診を受けられることも心強いことでしょう。
ピルを服用中は、定期的な検診を受けることが推奨されています。
産婦人科では、血圧や体重の測定、内診、細胞診などの検診を行い、ピルの効果や副作用をチェックすることができます。
また、性感染症などの婦人科疾患の早期発見・早期治療にもつながります。

ピルの処方で産婦人科に通院する頻度


ピルの処方で産婦人科に通院する頻度は、ピルの服用状況や体調によって異なりますが、一般的には3ヶ月に1回程度です。

初めての受診

初回の診察は、
・問診
・検査
を行い、体質やライフスタイルに合ったピルを処方してくれます。

2回目の受診

服用状況や副作用の状況などを確認するため、2回目は1ヶ月後または2ヶ月後に受診します。

3回目以降の受診

3回目以降は、3ヶ月に1回の診察を受け、3か月分のピルを処方してもらうペースが多いです。
産婦人科にもよりますが、そのたびに
・血圧
・血液検査
・体重の測定
などの測定を行う病院もあります。

ピルをもらうために産婦人科に通院するのには抵抗がある女性も多い

それでも、やっぱりピルをもらうために産婦人科に行くのはとても勇気がいることです。
それにはこんなハードルがあるからです。

①診察を受けるのが恥ずかしい
②時間の都合や近所に産婦人科がない
③周囲の理解がない

①産婦人科で診察を受けるのが恥ずかしい

産婦人科で診察を受けるのが恥ずかしい
ピルは性行為に関わる薬であるため、診察を受けるのが恥ずかしいと感じる方が多いです。
また、性に関する知識や経験が豊富な医師に相談する必要があるため、抵抗を感じる方もいるかもしれません。

女医の産婦人科を探すのも意外と大変

比較的女医が多いのが産婦人科ですが、それでも必ずしも女医とは限りません。
またホームページなどで院長が女医であったとしても、実際の診察は男性医師だったということもあります。

②時間の都合や近所に産婦人科がない

多くの産婦人科は、平日の日中にしか診察を行っていないため、仕事や学校で忙しい方にとっては通院するのが難しい場合があります。
また、自宅から遠隔地にある場合や、予約が取れない場合なども、通院のハードルとなります。

③周囲の理解がない

まだまだピルに対して否定的な考えを持っている人がたくさんいます。
周囲にピルを服用していることを知られたくないと感じる方もいることでしょう。

近所の人に見つかるのが嫌だからと、わざわざ自宅や職場から遠く離れた産婦人科に通う女性もいるくらいです。

自分に合うピルがわかったならオンライン処方に切り替えるのもおすすめ

オンライン処方のピル
ピルの処方で産婦人科に行くのに抵抗があったり、時間に制約のあるる女性たちにに最近人気なのはオンラインでのピル処方です。
このオンライン処方のピルは、日祝日はもちろん夜間でも受信可能なんです。

ですので、いつでも気軽に診察を受けることができます。
ピル処方のための診察を受けた後に、ピルは自宅まで郵送してくれます。

すでに産婦人科で自分に合ったピルが見つかっているのであれば、同じものを処方してもらうことも可能です。