会う度に求めてくる彼氏の心理は、大きく5つの型に分かれます。
そのうち体目的にあたるのは1つだけで、残る4つは別の理由から同じ行動が起きています。
求められる回数の多さだけでは、彼の目的を判別できません。

見るべき対象は別にあります。
「性的な時間以外がどう使われているか?」という点と「あなたが嫌なときに断れる関係かどうか?」という点の2つです。

この記事では、5つの心理の型を整理したうえで、判別力の強い材料から順に確認する手順をお伝えします。
彼の内心を推測しなくても、続けるか見直すかを自分で決められる状態まで、順を追ってご案内します。

【会う度にやる彼氏の心理の5つの型】体目的はそのうちの1つ

ここでは、会う度に求めてくる彼氏に見られる心理を5つの型に分けて整理します。
身体的な接触が愛情表現の中心になっている型、
関係の安心を性的な接触で確認しようとする型、
デートの引き出しが少ない型、
拒まれていないことを同意と受け取っている型、
関係を続ける意思が薄い型
の順に説明し、最後に型が重なる場合の見方をお伝えします。

会う度に求めてくる彼氏の心理は、大きく5つの型に整理できます。
そのうち「体目的」と呼べるものは1つだけで、残りの4つは別の理由から同じ行動が起きています。

同じ「毎回求めてくる」という行動でも、その背後にある動機はまったく異なります。
まずは自分の彼がどの型に近いのかを見当づけるところから始めてください。

  1. 身体的な接触が愛情表現の中心になっている
  2. 関係が続く安心を、性的な接触で確認しようとしている
  3. デートの過ごし方の引き出しが少ない
  4. 拒まれていないことを、同意していると受け取っている
  5. 関係を続ける意思が薄く、性的な関係だけを目的にしている

【型1】身体的な接触が、彼にとっての愛情表現の中心になっている

言葉で気持ちを伝えるより、触れることで愛情を示すタイプの男性がいます。
この型の彼にとって、性的な接触は「好き」を伝える手段そのものです。
会えばまず触れたくなるのは、あなたを軽く扱っているからではなく、彼の表現の引き出しがそこに偏っているからです。

見分ける手がかりは、性的な接触以外の場面での触れ方にあります。
移動中に手をつなぐ、並んで座ると自然に肩が触れているといった行動が日常的にあるなら、この型の可能性が高くなります。
逆に、性交渉のとき以外はほとんど触れてこない場合は、別の型を疑ってください。

【型2】関係が続く安心を、性的な接触で確認しようとしている

自分が相手に受け入れられているかどうかに不安を抱えやすく、その不安を性的な接触で埋めようとする型です。
この型の彼は、あなたが応じてくれることを「まだ嫌われていない証拠」として受け取っています。
求める頻度が高いのは欲求の強さではなく、確認したい気持ちの強さから来ています。

判断の手がかりは、連絡の頻度や返信が遅れたときの反応に現れます。
既読がつかない時間に不安を示す、
会えない期間が続くと落ち着かなくなる
といった様子があれば、この型に当てはまります。

関係が安定するにつれて頻度が落ち着く場合も少なくありません。

【型3】デートの過ごし方の引き出しが少なく、流れが固定化している

行き先や過ごし方のアイデアを持っていないため、結果として毎回同じ流れになる型です。
悪意があるわけではなく、単純に「二人で会ったら何をするか」の選択肢が乏しいだけの状態にあります。
付き合い始めの時期に一度できた流れが、そのまま習慣として固まっているケースもよくあります。

この型かどうかは、こちらから予定を提案したときの反応でわかります。
展覧会や日帰りの遠出を提案して素直に乗ってくるなら、流れが固定化していただけです。
提案しても興味を示さず、結局いつもの場所へ向かうようなら、型3ではなく別の型を検討してください。

【型4】拒まれていないことを、同意していると受け取っている

あなたがはっきり断っていないことを「嫌がっていない」と解釈している型です。
この型の彼には、あなたが我慢して応じているという発想そのものがありません。
悪気がないぶん、こちらが伝えない限り状況は変わらないという厄介さを抱えています。

当事者の相談でも「悪気はないと思うのだけど」という表現が頻繁に登場します。
この違和感は正確で、実際に彼は自分の行動を問題だと認識していません。
伝えれば変わる余地がある一方、伝えないまま我慢を重ねると、こちら側だけが消耗していきます。

【型5】関係を続ける意思が薄く、性的な関係だけを目的にしている

体目的の彼氏

いわゆる体目的に当たるのが、この型です。
関係を長く続ける意思が薄く、性的な接触以外の時間や労力を使うことに関心を持ちません。

会う目的が最初から限定されているため、デートの内容も会話の深さも一定の線を越えません。

ただし、この型だけを取り出して判定するのは簡単ではありません。
型1や型3の彼も、外から見れば同じように「毎回求めてくる人」に映るからです。
判別の材料については、後半の章で強い順に整理します。

5つの型は重なることがあり、外から見て区別しづらい

現実の関係では、複数の型が同時に当てはまる場合がほとんどです。
愛情表現が身体接触に偏っていて、なおかつデートの引き出しも少ないという組み合わせは珍しくありません。
1つの型に断定しようとすると、かえって判断を誤ります。

型を知る目的は、彼を分類して片づけることではありません。
「毎回求めてくる=体目的」という単純な図式が成り立たないと理解し、そのうえで別の材料を見に行くための準備だと考えてください。

会う度にやる彼氏の心理を特定しても、続けるかどうかの答えは出ない

ここでは、会う度にやる彼氏の心理の型を突き止めても関係の判断につながらない理由を説明し、そのうえでこの記事が提示する2つの判断軸を示します。

彼の心理をどれだけ正確に言い当てても、「この関係を続けるべきか?」という問いの答えは出ません。
心理の型と、あなたが大切にされているかどうかは、別々の問題だからです。
ここを混同したまま情報を集め続けると、いつまでも判断がつかない状態が続きます。

会う度にやる彼氏の心理の型と、あなたが大切にされているかどうかは別の問題

型1の彼、つまり愛情表現が身体接触に偏っている彼でも、あなたの体調や気持ちを無視して求め続けるなら、大切にされているとは言えません。
逆に型5に近い彼が、こちらの都合を丁寧に確認してくることもあります。
動機の善し悪しと、扱われ方の善し悪しは連動しません。

判断の材料にすべきは、彼の内心ではなく、あなたに対して実際にどう振る舞っているかです。
内心は本人にしかわからず、確かめる方法もありません。
他方で振る舞いは、あなたの側から観察できます。

付き合う前に体の関係を持った相手と交際に発展した割合は72.1%に達しています。
体を求めることと愛情は必ずしも矛盾しないことがデータからも分かります。

参考記事:マッチングアプリで出会った彼と体の関係から付き合う?本命になる方法と避妊の大切さ

判断すべきは「性以外の時間の使われ方」と「断れるかどうか」の2点

この記事で提案する判断軸は2つです。
1つ目は、二人で過ごす時間のうち性的な時間以外がどう使われているかという点にあります。
2つ目は、あなたが嫌だと感じたときに断れる関係かどうかという点です。

この2つは、彼の心理を推測しなくても確認できます。
しかも、続けるか見直すかを決めるうえで直接役立ちます。
心理の解読に時間を使うより、この2点を点検するほうが早く前に進めます。

ここからは、頻度の多さが体目的を意味しないという点をデータで確認し、そのうえで「疲れる」「大切にされている気がしない」という感覚の正体を分解します。
続いて判断材料を強い順に並べ、断れる関係かどうかを点検し、伝え方の工夫と、結論を出すまでの過ごし方をお伝えします。
順番どおりに読み進めれば、判断の材料がそろいます。

会う度にやる彼氏だからといって、体目的とも都合のいい女とも限らない

ここでは、性的な頻度と関係の満足度に関する研究データを示し、「回数が多いから体目的」という判断が成り立たない理由を説明します。
あわせて、「本命なら頻繁に求めてこない」という前提の根拠も検証します。

求められる回数の多さは、彼の目的を判別する材料になりません。
頻度と関係の質のあいだに、単純な比例関係が存在しないからです。
この点を押さえておかないと、回数を数えるだけで結論を出してしまい、判断を誤ります。

女性の約2割が「自分が都合のいい女だった」と感じた経験があります。
決して珍しいことではなく、多くの女性が同じ不安を抱えているのです。

(出典:株式会社ZWEI「都合のいい女とは?本命との違いや特徴」2025年

セックスの頻度と関係満足度の関連は、ある水準を超えると頭打ちになる

Muise、Schimmack、Impettの3氏による研究では、3つの調査・合計30,645名のデータを分析した結果、性的な頻度と幸福度の関連が直線的ではなく曲線的だと示されました。頻度が週1回を超えると、幸福度との有意な関連が失われています。

この結果が意味するのは、回数を増やしても関係の満足度が上がるわけではないという事実です。
裏を返せば、回数の多さから愛情の強さや誠実さを読み取ることもできません。
セックスの頻度は、関係の質を測る物差しとして機能しないのです。

「本命なら頻繁に求めてこない」という前提に確かな根拠はない

「将来の結婚を含めて、大切な相手なら性的な要求は控えるはずだ」という考え方は、恋愛記事で繰り返し語られています。
しかし、この前提を裏づける研究データは見当たりません。
愛情のある関係でも頻繁に求める男性は普通に存在します。

つまり、頻度が高いことを理由に「都合のいい女として扱われている」と結論づけるのは早すぎます。
同じように、頻度が高いから愛されていると考えるのも根拠を欠きます。
どちらの方向にも、頻度は判断材料になりません。

回数の多さではなく、回数以外の部分に判断材料がある

見るべきは、性的な時間を除いた部分に何が残っているかという点です。
会話の中身、体調が悪いときの対応、予定の立て方といった要素に、関係の実態が現れます。回数を数える作業をやめて、観察の対象を移してください。

具体的にどこを見ればよいかは、判断材料を強い順に並べた章で詳しく扱います。
そこまで読み進めれば、自分の関係を点検する手順がわかります。

【本命彼女だけにやり続けるHの時の彼の行動・あるある5選】

会う度にやる彼氏に疲れると感じるのは、わがままではなく時間配分の問題

ここでは、「疲れる」「大切にされている気がしない」という感覚がどこから生まれているかを分解します。
デート時間に占める性的な時間の割合、その配分を決めている主導権の所在、体力的な負担を口に出しにくい理由の順に整理します。

会う度に求められて疲れると感じるのは、あなたのわがままではありません。
限られた時間の配分とその配分を誰が決めているかという構造から生まれる、無理のない反応です。
感情の問題として片づけると、原因が見えなくなります。

限られたデート時間のうち、性的な時間が占める割合を数えてみて

平日はフルタイムで働き、会えるのは週末か平日の夜だけという状況では、二人の時間そのものが希少です。
その貴重な数時間のうち、移動と食事を除いた大半が性的な時間に充てられているなら、不満が生まれるのは自然な結果です。

一度、直近の3回のデートを思い出して、時間の内訳を書き出してみてください。
会っていた時間、
会話していた時間、
性的な時間をそれぞれ大まかに割り出します。
感覚で語るより、割合として見たほうが問題の輪郭がはっきりします。

その配分を誰が決めているかという主導権が違和感の正体

時間の使い方そのものより重いのは、その配分を誰が決めているかという点です。
行き先も、帰る時間も、部屋へ向かうタイミングも彼が決めているなら、あなたは自分の時間の使い道を選べていません。

違和感の正体は、性的な行為の頻度ではなく、この主導権の偏りにあります。

主導権が偏っているかどうかは、提案が通るかどうかで確かめられます。
あなたが「今日は外で長く過ごしたい」と伝えたとき、その提案が実際に採用されるかを見てください。
提案自体を口に出しにくいと感じるなら、その感覚も含めて重要な情報です。

体力的な負担を口に出しにくいのは、断ることと拒絶が結びついているから

疲れていると伝えられない背景には、「断る=彼を拒絶する」という結びつきがあります。
一度断って気まずくなった経験があると、その結びつきはさらに強くなります。
結果として、体力的な負担を抱えたまま応じ続ける状態が固定化します。
しかし、今日の体調を理由に断ることと、彼という人間を拒むことは、まったく別の行為です。

この2つが同じものとして扱われている関係では、あなたの体調が常に後回しになります。
この点は、断れる関係かどうかを扱う章でさらに掘り下げます。

「大切にされてない」という感覚は、気にしすぎではない

頻繁に会い、頻繁に求められているのに愛されている実感が伴わないという矛盾は、多くの女性が経験しています。
この感覚は、関係の構造から生まれる正確な信号です。
頻度が高いことと、一人の人間として扱われていることは別だからです。

自分の感覚を「気にしすぎかもしれない」と打ち消す必要はありません。
むしろ、その感覚を出発点にして、次章以降の材料と照らし合わせてください。

会う度にやる彼氏を見極める材料は、判別力の強い順に並べ替えるべき

ここでは、体目的かどうかを見極める材料を、判別力の強い順に並べ直します。
将来の話の具体性、
断ったときの反応、
セックス以外の時間の使われ方、
避妊の主導権、
そして単独では判断できない項目の順に整理します。

見極めの材料には、判別力の強いものと弱いものが混在しています。
すべてを同じ重みで扱うと結論がぶれるため、強い順に並べ替えて使ってください。
ネット上の「体目的の特徴」を列挙した記事の多くは、この重みづけをしていません。

将来の話が具体的かどうかは、判別力が高い材料

判別力がもっとも高いのは、将来の話に具体性があるかどうかです。
「いつか旅行に行きたいね」といった漠然とした言葉ではなく、
3か月後の連休の予定、
友人の結婚式に一緒に出るかどうか?
といった、日程を伴う話が出るかを見てください。

関係を続ける意思が薄い相手は、日程を伴う約束を避ける傾向があります。
予定を確定させることが、その先の関係を前提にする行為だからです。

逆に、先の予定を自分から出してくるなら、継続の意思は一定以上あると判断できます。

体調不良のときや断ったときの反応も判別力が高い材料

あなたが体調を崩したときの対応は、判別力の高い材料です。
会う予定を延期したときに心配の言葉があるか?
それとも予定そのものへの関心が消えるかを観察してください。

関心の対象が「あなた」なのか「会うこと」なのかが、ここで分かれます。

断ったときの反応も同じく重要です。
落胆はしても納得して受け入れるのか?
不機嫌になって空気を悪くするのかで、関係の性質が見えます。

この点は次章でさらに詳しく扱います。

セックス以外の時間の使われ方は、中程度の材料

デートの長さや会話の中身は、有力な材料ではあるものの、決定打にはなりません。
仕事が忙しく、会える時間そのものが短いという事情もあり得るからです。
単独で判断せず、他の材料と組み合わせて使ってください。

観察のポイントは、時間の長さより中身にあります。
あなたの仕事や家族の話を覚えているか?
前回話した内容を踏まえた会話ができているか?
を見ると、関心の向き先がわかります。

避妊の主導権を誰が握っているかは、見落とされがちな材料

避妊 彼氏

多くのチェックリストで抜け落ちているのが、避妊を誰が決めているかという視点です。
避妊の方法も、実行するかどうかも彼側に委ねられている状態は、主導権の偏りがもっとも直接的な形で表れた場面だと言えます。

「今日は大丈夫だから」
「外出しするから」
と言われて流された経験があるなら、その一件は判断材料として記録しておいてください。

この材料が重要なのは、判別のためだけではありません。
あなたの健康と今後の選択肢に直結するからです。

この点については、後半の章で改めて扱います。

外見ばかり褒める、二人きりを急ぐといった項目は、単独では判断できない

ネット記事で頻出する「外見ばかり褒める」「二人きりになりたがる」といった項目は、判別力が高くありません。
愛情のある関係でも同じ行動は起こり得るからです。これらを根拠に結論を出すと、誤った判断につながります。

材料の使い方としては、判別力の高い項目から順に確認し、複数が同じ方向を指しているかを見てください。
1つの項目だけで白黒をつける必要はありません。

会う度にやる彼氏との関係で本当に確認すべきは、断れるかどうか

ここでは、性的同意という考え方をもとに、断れる関係かどうかを点検します。
一度の同意が次回に及ばない理由、
断ったときに不機嫌になる態度の意味、
罪悪感を持たされている状態の危うさを説明し、最後に相談先の情報をお伝えします。

彼が体目的かどうかより重要な問いは、あなたが嫌なときに断れるかどうかです。
断れない関係では、彼の動機がどうであれ、あなたの意思が反映されない状態が続きます。
ここは相性の問題ではなく、関係の対等性の問題として扱ってください。

一度応じたことは、次回に応じる約束を意味しない

性的同意とは、性的な行為について当事者双方が納得して意思を示している状態を指します。
NPO法人ピルコンは、この同意の要素として、断れる環境が整っていること、力関係に左右されないこと、その都度確認が必要でいつでもやめられること、そして明確な意思があることを挙げています。

重要なのは「その都度」という部分です。
前回応じたことは、今回応じる理由になりません。
交際関係にあっても、この原則は変わりません。

断ったときに不機嫌になる態度は、相性ではなく力関係の問題

断ったときに彼が不機嫌になり、その後の空気が悪くなるという状況を、性格の相性として片づけないでください。
この構造では、あなたが断るたびに代償を払うことになり、断る選択肢が実質的に閉じられていきます。

代償を払わずに断れるかどうかが、対等な関係かどうかの分かれ目です。
落胆を示すことと、機嫌の悪さで相手を動かすことは、まったく別の行為だと理解してください。

罪悪感を持たされたまま応じている状態を、同意とは呼べない

「断ったら悪いと思って応じている」という状態は、同意の要件を満たしていません。
罪悪感を利用して相手を動かす関わり方は、専門機関がDVの構造として説明している「力と支配」の形と重なります。
継続的に拒否を無視される状況は、性的DVの一類型として整理されています。

自分がどちらの状態にあるかは、応じた後の気持ちで判断できます。
応じたことを後から悔やむ回数が増えているなら、同意ではなく我慢が積み上がっている状態です。

会う度にやる彼氏の心理が読めなくても、伝え方を変えれば状況は動く

ここでは、会う度にやる彼氏の心理を推測しないまま状況を変えるための具体的な方法を扱います。
伝え方の言い換え、
デートの組み立て方、
話し合いのタイミング、
そして伝えても変わらなかった場合の受け止め方
を順に説明します。

彼の内心を突き止めなくても、伝え方と場の作り方を変えれば状況は動きます。
特に型3と型4に当たる彼、つまり引き出しが少ないだけの彼や悪気なく受け取り違えている彼には、この方法が有効です。
試したうえでの反応が、そのまま判断材料になります。

「嫌だ」ではなく「こうしたい」で伝えると、受け取られやすくなる

「今日はしたくない」という否定形の伝え方は、相手に拒絶として受け取られやすく、防御的な反応を引き出します。
同じ内容でも「今日は夜景を見に行きたい」という希望の形にすると、話が具体的な予定の相談に移ります。
伝える内容を変えるのではなく、形式を変えてください。

この言い換えは、我慢を続けるための技術ではありません。
伝えるハードルを下げ、話し合いを成立させるための入口です。

デートの前半に予定を入れておくと、時間配分が自然に変わる

事前に予約が必要な予定を入れておくと、当日の流れが自動的に変わります。
開始時刻の決まった展示や食事の予約が入っていれば、その時間までは別の過ごし方が確定します。
当日その場で断る負担を、事前の段取りに置き換える方法です。

この方法には、彼の反応を観察できるという副次的な効果もあります。
予定に乗ってくるのか?
面倒がるのか?
で、型3なのか型5なのかの見当がつきます。

話し合いは、セックスの直後を避けたタイミングで持ちかける

セックスの直後は、双方とも冷静な話し合いに向きません。
切り出す側は罪悪感を抱きやすく、受け取る側は否定された印象を強く持ちます。
日を改めて、二人とも落ち着いている場面を選んでください。

食事中や移動中など、視線が正面から合わない場面のほうが話しやすいという人もいます。
場所と時間を選ぶだけで、同じ内容でも受け取られ方が変わります。

伝えても変わらない場合は、その反応自体が判断材料になる

希望を具体的に伝え、話し合いの場も設けたうえで何も変わらないなら、その事実が答えの一部になります。
伝わっていないのではなく、伝わったうえで優先されていないという状態だからです。

この段階まで来れば、あなたは「伝えなかったから変わらなかった」という後悔を持たずに済みます。
判断の材料がそろった状態で、次の段階に進めます。

会う度にやる彼氏と続けるか決めるまでは、選択肢を狭めない状態を保つべき

ここでは、結論を出すまでの期間をどう過ごすかを扱います。
判断に時間がかかることの位置づけ、
保留期間に妊娠が起きた場合の影響、
関係の判断と避妊の判断を切り離す考え方、
そして低用量ピルという選択肢について説明します。

結論が出るまでのあいだは、選べる道を減らさない状態を保ってください。
関係をどうするか決めきれていない期間に妊娠が起きると、続けるか別れるかという選択そのものが成立しなくなります。
判断を急ぐ必要はない一方、避妊の判断だけは先に確定させておく価値があります。

判断に時間がかかること自体は、優柔不断ではない

関係を続けるかどうかは、数日で決められる問題ではありません。
判断材料を集め、伝え方を変えて反応を見るという手順を踏めば、数か月かかることも珍しくありません。
時間がかかっている状態を、自分の欠点として責めないでください。

問題は時間の長さではなく、その期間に選択肢が削られていくことです。
考える時間を確保するには、考える余地を守る手当てが必要になります。

保留している期間に妊娠が起きると、選べる道が一気に減る

妊娠は、関係についての判断を待ってくれません。
まだ決めきれていない段階で妊娠が起きれば、続けるか別れるかという問いは、まったく別の重さを持つ問いに変わります。
判断の材料を集めている最中に、判断の前提が変わってしまいます。

この事態を避けることは、彼を疑うことでも、関係を否定することでもありません。
自分が落ち着いて考えるための時間を確保する行為です。

関係をどうするかの判断と、避妊をどうするかの判断は切り離せる

この2つは、同時に決める必要がありません。
関係を続けるかどうかがまだ決まっていなくても、避妊をどうするかは今日決められます。
順番を分けることで、片方の迷いがもう片方を止める状態から抜け出せます。

避妊を自分の側で確実にしておくことは、関係を続ける前提でも、見直す前提でも同じように役立ちます。どちらに転んでも無駄になりません。

低用量ピルはオンライン診療でも相談できます

低用量ピルは処方箋が必要な医薬品にあたり、服用するには医師の診察を受けなければなりません。
現在は自宅からビデオ通話などで診察を受けるオンライン診療にも対応しており、通院の時間を確保しにくい場合の選択肢になります。

判断の自由度は保つには、避妊を彼氏任せにしないこと

ここでは、避妊方法ごとの失敗率をデータで確認します。
コンドームのみの場合、低用量ピルの場合の数値を示し、性感染症予防の観点から併用が必要な理由と、服用にともなうリスクを説明します。

避妊を相手に委ねている限り、あなたの選択肢は相手の行動しだいで変動します。
方法ごとの失敗率を知ったうえで、自分の側で管理できる部分を持っておいてください。
ここでは、パール指数(100人の女性がある避妊法を1年間続けた場合に妊娠する人数)を用いて比較します。

コンドームのみの避妊には、一般的な使用で一定の失敗率がある

世界保健機関(WHO)の2024年の資料では、コンドームを正しく使用した場合の避妊率は約98%、誤った使い方を含む一般的な使用では約87%と示されています。
つまり、実際の使用状況では100組のうち13組ほどが1年以内に妊娠する計算になります。

失敗の原因は、
射精の直前まで装着していない、
破損や脱落に気づかないといった使用上のずれです。
相手の使い方に依存する以上、あなたの側からは管理しきれません。

低用量ピルは、正しく服用した場合と一般的な使用とで失敗率が変わる

低用量ピルのパール指数は、理想的な使用で0.3、飲み忘れを含む一般的な使用で7と報告されています。
(出典:Hatcher RA, et al. Contraceptive Technology, 21st edition, 2018)
毎日ほぼ同じ時刻に飲み続けられるかどうかで、数値が大きく動きます。

服用を始めれば自動的に安全になるわけではありません。
飲み忘れがあった場合は、他の避妊方法を併用する必要があります。

低用量ピルは性感染症を防がないため、コンドームの併用が欠かせない

低用量ピルには、性感染症を予防する働きがありません。
クラミジアや梅毒などの感染を防ぐには、コンドームの使用が必要です。
ピルを飲んでいるからコンドームは不要という考え方は、誤りです。

避妊の確実性を高める目的でも、併用には意味があります。
方法を重ねることで、片方の失敗がそのまま妊娠につながる状態を避けられます。

会う度にやる彼氏の心理について、よくある質問にお答えします

ここでは、検索でよく見られる疑問に順番に答えます。
頻度の一般性、断り続けた場合の影響、見極めに必要な期間、ホテルへ直行する行動の意味、そして低用量ピルを彼に伝えるかどうかを扱います。

会う度に求められるのは、珍しいことなのでしょうか?
珍しいことではありません。
交際の初期や、会える頻度が限られている関係では、会うたびに性的な接触があるパターンは一般的に見られます。
頻度そのものより、あなたがその配分に納得しているかどうかが問題になります。
断り続けたら、別れを切り出されるのでしょうか?
断ったことを理由に別れが決まるなら、その関係は性的な接触を条件に成り立っていたことになります。
1度や2度の拒否で関係が崩れるかどうかは、試してみないとわかりません。
断って関係が終わる場合、それは判断材料として最も明確な情報になります。
体目的かどうかは、何回のデートで見極められますか?
回数で区切る基準はありません。
判別力の高い材料、つまり将来の話の具体性や断ったときの反応が、複数回にわたって同じ方向を示すかどうかで判断してください。
1度の出来事で結論を出すと、誤りやすくなります。
会うたびにホテルへ直行するのは、体だけの関係のサインですか?
直行という行動だけでは判断できません。
デートの引き出しが少ない型3の彼も、同じ行動を取ります。
こちらから別の予定を提案したときの反応まで確認して、はじめて意味のある材料になります。
低用量ピルを飲むことを、彼氏に伝えるべきでしょうか?
伝えるかどうかは、あなたが決めてかまいません。
伝えた場合の反応、たとえばコンドームを使わなくてよいと解釈するかどうかは、それ自体が関係を測る材料になります。
性感染症の予防には併用が必要だという点を、あわせて共有してください。
参考記事:ピルに彼氏の反応は様々!彼氏に言うべきかは慎重になるべき3つの理由

会う度にやる彼氏の心理を見極めるのは難しいからこそ避妊は男任せにしない

会う度にやる彼氏の心理はとても複雑です。
それに、あなたが好きという感情を持っている以上その見極めには慎重にならざる負えません。

しかし、会う度にやる彼氏だからこそ「避妊」には気を付けてください。
なぜなら、それだけ「望まない妊娠のリスクは高い」からです。

会う度にやる彼氏となら、セックスはきっといつもの同じベッドとは限りません。
彼の部屋でテレビを見ている時に突然リビングで…
送ってくれた帰りの車の中で…
ひとつしかコンドームが用意されていないラブホテルで2回戦突入へ…

コンドームが用意できない状況で、彼氏がセックスを迫ってきた時に
「まっ、いいか?」
と安易に受け入れてはいませんか?

彼の本心がまだ見えない時の「望まない妊娠」ほど悲劇なものはありません。
会う度にやる彼氏の心理を見極めるまでは、女性のあなたも避妊にも積極的になるべきです。

会う度にやる彼氏の心理より、自分が選べる状態かどうかを見てください


ここでは、記事全体の要点を3つに整理します。

会う度に求めてくる彼氏の心理には5つの型があり、体目的はそのうちの1つにすぎません。
頻度の多さは目的を判別せず、判断材料は将来の話の具体性や断ったときの反応に求めるべきです。
そして最も重要な問いは、彼の内心ではなく、あなたが嫌なときに断れる関係かどうかにあります。

結論を出すまでには時間がかかります。
その期間に選べる道が減らないよう、避妊の判断だけは先に確定させておいてください。
判断を急ぐ必要はなく、判断する余地を守ることが先です。