ピルはオンラインと病院、どちらが安いのか?
自費で受け取っているなら、オンライン処方のほうが年間で1?2万円ほど安く済みます。
ただし保険が効いている人だけは例外で、病院に通い続けるほうが負担は軽くなります。
見分け方は「窓口で保険証を出しているかどうか?」だけです。
とはいえ、料金だけで決めきれないのが実際のところではないでしょうか。
「移って高くなったら意味がない」
「検査をやめて大丈夫なのか」
「4年診てもらった先生に、黙って離れるのは気が引ける」。
この記事では年間総額の試算から、通院にかかる時間の価値、検査の受け方、そして病院とオンラインを併用する方法まで並べました。
読み終えたときには、自分がどちらを選ぶべきか決められる状態になります。
自費で通っているなら、ピルはオンラインのほうが病院より安い

差額を生んでいるのは、まとめ買いによる単価の低下と診察料の有無です。
保険適用を受けている人だけが例外にあたるため、自分がどちらに該当するかの見分け方まで順に説明します。
自費ならオンライン処方で年間1?2万円ほど安くなる
自費でピルを受け取っている人がオンライン処方へ移ると、年間総額でおよそ1?2万円の差が生まれます。
差額の中身は、1シートあたりの単価差と診察料の有無に分かれます。
対面クリニックの自費ピルは1シート2,000?3,500円が相場で、ここに初診料と再診料が加わります。
オンライン処方では1シート1,850?3,380円程度、12シートまとめ買いなら1,850?2,000円前後まで下がり、送料が無料になるサービスも複数あります。
診察料を0円としているサービスが多い点も、差を広げる要因になっています。
検査費を同じ条件で加えて計算した場合、年間の差はおよそ1万?2万円に収まります。
検査を含めず、ピル代と診察料だけで比べても1万円前後の開きが出ます。
保険が効いているなら病院のままが安い

治療目的で保険適用を受けている人は、通院を続けるほうが安く済みます。
オンラインのピル処方サービスは自由診療で運営されているものが大半で、同じ薬でも自費価格になるためです。
保険適用のピル(LEP製剤)は薬価が全国一律で定められており、3割負担なら1シート400?2,000円前後に収まります。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)を選べば、さらに下がります。
この価格帯を自費のオンライン処方が下回るのは困難です。
「オンラインは必ず安い」という前提で乗り換えると、月々の支払いが倍以上に増える事態も起こり得ます。
保険証を出して受け取っている人は、後述する併用の形を検討してください。
判別は「窓口で保険証を出しているか」だけ
自分がどちらに該当するかは、会計時に保険証を提示しているかどうかで判別できます。
提示していれば保険診療、提示していなければ自費診療です。
記憶が曖昧なら、領収書の確認が確実です。
保険診療の領収書には「保険点数」や「一部負担金」の欄があり、自費の領収書にはこれらの記載がありません。
お薬手帳に「月経困難症治療剤」と印字されていれば、治療目的の処方にあたります。
処方されている薬の名前からも見分けがつきます。
ルナベル、フリウェル、ヤーズ、ジェミーナは治療目的で使われる製剤、
マーベロン、トリキュラー、ラベルフィーユは避妊目的で処方される場合が多い製剤です。
年間総額で比べると、オンラインと病院のどっちが安いかは明確

4つのパターンで年間総額を試算すると、自費通院がもっとも高く、オンラインの定期便がもっとも安くなります。
両者が逆転する境界線は、送料と診察料の有無に集約されます。
4パターンの年間総額シミュレーション
低用量ピルを12か月継続した場合の年間総額を、4パターンで比較しました。
金額に加えて、料金表に載らない時間コストも併記しています。
| パターン | 年間ピル代 | 診察料等 | 送料・検査等 | 時間コスト 年間概算 |
|---|---|---|---|---|
| ①病院・自費 | 約30,000円 | 約2,600円 | 検査14,000円 +交通費2,400円 |
年4回の半休 約45,000?55,000円 |
| ②病院・保険 | 約12,000円 | 約2,500円 | 検査4,500円 +交通費2,400円 |
年4回の半休 約25,000?35,000円 |
| ③オンライン・都度 | 約36,000円 | 0円が多い | 送料6,600円 | ほぼ発生しない 約42,000?48,000円 |
| ④オンライン・定期便 | 約22,800円 | 0円 | 送料無料が多い | ほぼ発生しない 約23,000?28,000円 |
③④に検査費は含みません。
自費で受ければ年14,000円前後、
自治体検診や職場健診を活用すれば数千円以内に収まります。
同条件で検査費を加えると、①と④の差は1万?2万円程度です。**
※相場に基づく試算モデルであり、実際の金額は医療機関やサービスによって変動します。
自費通院とオンラインの差額の中身
差額の大部分は、ピル代そのものの単価差から生まれます。
残りは診察料と時間コストの違いです。
対面の自費ピルは薬価が定められていないため、クリニックごとに価格を自由に設定できます。
1シート3,000円のクリニックと2,000円のクリニックでは、年間で12,000円の差が出ます。
オンライン処方は複数シートをまとめて配送する仕組みで在庫と配送を効率化しており、12シート購入時の単価を1,850円前後まで下げているサービスもあります。
対面では3か月ごとに再診料が発生する点も見逃せません。
年4回で数千円、加えて通院のたびに交通費と半休が必要になります。
逆転する境界線は送料と診察料
オンラインが必ず安いわけではなく、都度購入を選ぶと対面の自費とほぼ並びます。
分岐点は、送料550円が毎月かかるかどうかです。
1シートずつ都度購入する場合、年間で6,600円の送料が発生します。
ピル代が1シート3,000円なら年間36,000円、合計42,600円となり、対面の自費45,000円台とほとんど変わりません。
ここに初回のシステム利用料3,300円が加わるサービスなら、逆転する可能性すらあります。
6シートまたは12シートのまとめ買いなら送料が無料になるケースが多く、単価も下がるため差が一気に開きます。
オンラインを選ぶなら、まとめ買いか定期便を前提に計算してください。
コスパの良い「レバクリ」の場合
コスパの良いピルのオンライン処方として人気の「レバクリ」の場合を紹介します。

なんといってもそのお値段がお安くなりますからね。
詳しくはレバクリの公式サイトもチェックしてみてください。
隠れコストを入れないと、ピルは病院とオンラインのどっちが安いかを判断できない

1シートの値段だけで比べても、実際の負担額は把握できません。
病院には診察料と検査費、
オンラインには送料とシステム利用料があり、さらに通院には交通費と時間という3つ目の隠れコストが伴います。
病院でかかる費用の全項目
病院で発生する費用はピル代だけではありません。
診察料と定期検査費を含めると、ピル代の5割前後が上乗せされます。
内訳は次のとおりです。
- 初診料
自費で1,100円前後、
保険で980円前後
(クリニックにより1,000?2,000円) - 再診料
自費は無料?数百円、保険で500?570円程度 - 血液検査
6,600?7,500円
(年1回程度) - 子宮頸がん検査
3,850円前後 - 超音波検査
3,850円前後
血液検査は肝機能や脂質、血栓のリスク評価のために実施されます。
これらは安全に服用を続けるための費用であり、削るべきコストではありません。
保険診療なら3割負担で済むため、実際の支払いはこの3分の1程度に収まります。
オンラインでかかる費用の全項目
オンライン処方は診察料を0円としているサービスが多い反面、送料とシステム利用料という別の費用が発生します。
表示価格が安く見えても、これらを足した総額で判断してください。
主な費用は、
ピル代(1シート1,850?3,380円)、
送料(1回550円前後)、
初回のみのシステム利用料(3,300円のサービスあり)
の3つです。診察料を1,650円としているサービスも存在します。
見落とされやすいのが定期検査の扱いです。
オンライン処方には血液検査や子宮頸がん検診が含まれないため、別途医療機関で受けるとその費用が加算されます。
「オンラインのほうが安い」という比較は、この検査費を含めるかどうかで結論が変わります。
交通費と半休は「見えない出費」
通院には、料金表に載らない費用がかかっています。
交通費と、仕事を抜ける時間の機会費用です。
往復の交通費が600円、3か月に1回の通院なら年間2,400円。
金額としては小さいものの、問題は時間のほうにあります。
診察の待ち時間を含めて2?3時間を要する場合、半休を取る必要が生じます。
年4回なら合計8?12時間です。
時給2,000円で換算すると16,000?24,000円分に相当します。
有給を消化しているなら現金の支出はありませんが、その半休を別の用途に使えたと考えれば、実質的な負担として計上する意味があります。
四半期末に通院日が重なり、予定調整に神経を使った経験があるなら、この項目を無視しないでください。
オンラインと病院で値段が違うのは、ピルの目的が違うから

価格差を生んでいるのは診療形態ではなく、処方の目的です。
避妊目的のピルは全額自費、
治療目的のピルは保険適用
となり、自費の場合は医療機関ごとに価格が分かれます。
避妊目的(OC)は全額自費
避妊を目的とした低用量ピルは、公的医療保険の対象外です。
保険は病気の治療に対して適用される制度であり、避妊は治療にあたらないためです。
避妊目的の製剤はOC(Oral Contraceptives=経口避妊薬)と呼ばれ、全額が自己負担になります。
この区分では病院もオンラインも同じ自費同士の比較となるため、価格設定の自由度が高いオンラインが有利に働きます。
自費であることに引け目を感じる必要はありません。
生理痛の軽減や経血量の減少といった副次的な効果は避妊目的の服用でも得られ、その価値は支払う金額と切り離して評価できます。
治療目的(LEP)は保険で3割負担
月経困難症や子宮内膜症の治療として処方されるピルには保険が適用され、自己負担は3割で済みます。
この区分に該当する人にとって、病院での処方は圧倒的に安価な選択肢です。
治療目的の製剤はLEP(Low-dose Estrogen Progestin=低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)と呼ばれます。
薬価が国によって定められているため、どの病院で処方を受けても薬代は同額になります。
保険適用の可否を最終的に判断するのは、診察した医師です。
生理痛が重い自覚があるなら、次回の受診時に相談する価値があります。
診断が変われば、費用構造そのものが変わります。
自費は病院ごとに価格が異なる
自費診療のピル価格は、医療機関が自由に設定できます。
同じ薬でもクリニックによって1,000円以上の差が生じる背景が、ここにあります。
保険診療なら薬価基準という国の定めた価格表に従うため、全国どこでも同額です。
自費診療にはこの縛りがなく、立地の家賃や人件費、経営方針が価格へ反映されます。
都心の駅前クリニックが割高になりやすいのは、この仕組みによるものです。
オンライン処方サービスも自費診療である点は変わりません。
ですが店舗を持たず、まとめ配送で運営コストを抑えられる分、単価を下げやすい構造にあります。
オンラインのピルが安いのは、料金の仕組みが違うから

オンライン処方の低価格は、まとめ買いによる単価低下と診察料を抑えた運営体制から生まれます。
医師の診察を伴う正規の医療行為であり、個人輸入とは根本的に異なります。
まとめ買いで1シートの単価が下がる
複数シートをまとめて購入すると、1シートあたりの単価が下がります。
12シート(1年分)で1,850?2,000円前後まで下がるサービスが複数あります。
理由は配送と在庫管理の効率化です。
1シートずつ12回配送すれば12回分の梱包・配送コストが発生します。
ですが、まとめて1回で送れば1回分で済みます。
この削減分が価格へ反映される仕組みです。
6シート以上で送料無料としているサービスが多いのも、同じ理由によります。
注意点として、まとめ買いは途中で薬の種類を変えにくくなります。
服用中の薬が体に合っていて、当面変更する予定がない人に向いた買い方です。
服用を始めて日が浅い人は、3シート程度から試すほうが無難でしょう。
診察料0円のサービスが多い理由
多くのオンライン処方サービスが、診察料を0円と設定しています。
薬の販売で収益を確保する構造のため、診察部分を無料にできます。
対面クリニックでは診察スペースの家賃、受付スタッフの人件費、待合室の維持費が固定費として発生し、これを診察料で回収する必要があります。
オンライン診療はビデオ通話や問診フォームで完結するため、これらの固定費が生じません。
ただし初回のみシステム利用料として3,300円を設定しているサービスや診察料1,650円を明示しているサービスもあります。
「診察料無料」の表示だけで判断せず、初回に支払う総額を確認してください。
個人輸入の「安さ」とは別物
海外通販や個人輸入で販売されているピルは、オンライン処方より安く見えます。
しかし品質と安全性の担保がまったく異なり、比較の対象になりません。
政府広報オンラインは、海外から個人輸入する医薬品について「日本での安全性や有効性が確認されていないものがほとんど」であり、劣化品や偽造品が存在すると注意を促しています。
有効成分が含まれていない製品や想定外の物質が混入した製品が流通した事例も報告されました。
さらに重要な違いとして、医師の処方に基づき適正に使用した際の重篤な副作用は「医薬品副作用被害救済制度」の対象になりますが、個人輸入品は対象外です。
オンライン処方は医師の診察を経た正規の医療行為であり、この制度の保護下にあります。
【 自分の年間総額を計算してみる 】
オンライン処方は、扱う薬の種類・送料・解約条件がサービスごとに違います。
いま飲んでいる薬名で検索し、料金ページで年間総額を確認してみてください。
チェックする項目は3つです。
- 1シートの単価
- 送料と初回手数料
- 解約・休止の条件
病院をやめる必要はない!ピルは併用がいちばん現実的

オンラインへの切り替えは、通院をやめる決断ではありません。
検査は病院、継続処方はオンラインという役割分担が、費用と安全の両面で無理のない選択になります。
年1回の検査は病院、継続処方はオンライン
もっとも現実的な形は、対面とオンラインの併用です。
年1回の検査を今のクリニックで受け、その間の処方をオンラインで受け取ります。
この形なら通院は年1回で済み、半休を取る回数が年4回から1回へ減ります。
検査費用は発生しますが、通院にかかっていた交通費と時間が3回分削減されるため、実質的な負担は軽くなる計算です。
初回や定期検査は対面、継続処方はオンラインという併用を勧める医療機関も複数あります。
費用面でも合理的といえます。
オンラインの定期便で年間23,000?28,000円、これに年1回の検査費を加えても、自費通院の45,000?55,000円を下回ります。
主治医への伝え方
「オンラインに移ります」と切り出しにくいなら、検査の相談という形で伝える方法があります。
医師にとっても、患者が検査を継続してくれるほうが望ましい状況です。
伝え方の一例として、
「仕事の都合で3か月ごとの通院が難しくなってきたので、処方の受け取りだけオンラインを検討しています。
検査はこちらで続けさせていただけますか?」
という形が挙げられます。
事実と希望を並べるだけで済み、断りの言葉は必要ありません。
診療情報提供書(紹介状)は必須ではありません。
ですが、直近の検査結果を控えておくと乗り換え先の問診がスムーズに進みます。
お薬手帳の記録も持参してください。
「浮気」ではなく役割分担
長く診てもらった医師のもとを離れることに、後ろめたさを感じる人は少なくありません。
ただし処方の受け取り方を変えるのは、医療機関を裏切る行為ではありません。
医師が重視しているのは、患者が安全にピルを継続できているかどうかです。
通院の負担が大きくて服用そのものが途切れるほうが、医学的には望ましくない状態にあたります。
検査を続けながら処方の利便性を高める選択は、その目的に沿っています。
引っ越しや転職で通院先を変える人は珍しくありません。
生活の変化に合わせて受け取り方を調整するのも、同じ範囲の判断です。
後ろめたさを理由に選択肢を狭める必要はないのです。
乗り換えで後悔する人ほど料金以外を見ていない

乗り換え後に後悔する原因は、価格以外の3点に集中します。
扱っている薬の種類、解約や休止の条件、切り替えのタイミングです。
今と同じ薬を扱っているか?
乗り換え前に確認すべき最優先事項は、いま飲んでいる薬をそのサービスが扱っているかどうかです。
扱いがなければ種類の変更が必要になり、体調の変化を伴う可能性が生じます。
主要な製剤はオンラインでも取り扱いがあります。
ですが、サービスによって品揃えが異なります。
とくに保険適用のLEP製剤を扱わないサービスは多く、治療目的で処方を受けている人は選択肢が限られる点に注意してください。
薬の種類が変わると、不正出血や吐き気などの副作用が再び現れる場合があります。
体に合う薬にたどり着くまで時間がかかった経験がある人ほど、この確認を省略しないでください。
解約・休止の条件を先に読む
「初月0円」「初回半額」といったキャンペーンには、継続条件が付いているケースが一般的です。
申し込む前に解約条件を確認してください。
よくある条件として、
「3シート目を受け取るまで解約できない」「休止は次回発送日の◯日前まで」といった制約があります。初月0円で申し込んだ結果、2?3シート分を購入するまで解約できず、通常価格で購入するのと変わらなかった??そんな事態も起こり得ます。
判断の基準は初月の価格ではなく、年間総額と解約の自由度です。**「合わなければいつでもやめられるか」を確認してから申し込んでください。**
切り替えはシートの切れ目で

乗り換えのタイミングは、いま服用しているシートを飲み切った直後に合わせます。
途中で切り替えると避妊効果が低下したり、不正出血が起きたりする可能性があるからです。
薬の種類を変える場合、原則として1シートを最後まで服用してから新しい種類へ移行します。
三相性(ホルモン量が3段階で変化するタイプ)から一相性(一定のタイプ)へ変える場合は、とくに注意が必要です。
配送の到着日も逆算してください。
オンライン処方は診察から発送まで数日を要するため、シートが残り1週間を切った時点で申し込むと、切れ目が生じるおそれがあります。
残り2週間を目安に手続きを始めると安全です。
3ステップで確認すれば、ピルで病院とオンラインどっちが安いかは今日わかる

自分にとって、ピルで病院とオンラインのどちらが安いかは、3つの確認で判断できます。
保険の有無、年間総額、そしてチェックリストによる最終確認です。
領収書とお薬手帳で保険の有無を確認
最初の確認は、いまの処方が保険診療かどうかです。
領収書とお薬手帳の2点で判別できます。
保険診療の領収書には「保険点数」「一部負担金」の欄があり、自費診療の領収書にはこの記載がありません。
お薬手帳に「月経困難症治療剤」と印字されていれば、治療目的の処方にあたります。
保険診療だと判明したら、オンラインへの乗り換えは費用面で不利になります。
通院負担を減らしたいなら、H2-7で挙げた併用の形を検討してください。
年間総額を計算する
自費だと判明したら、いまの年間総額を計算します。
ピル代、診察料、検査費、交通費を合計するだけの作業です。
計算例を挙げます。
1シート3,000円×12か月=36,000円、再診料500円×4回=2,000円、年1回の血液検査7,000円、交通費600円×4回=2,400円。
合計47,400円が現在の年間負担です。
これをオンラインの定期便(年間23,000?28,000円)と比較すれば、差額が見えます。
検査を別途受ける前提なら、そのぶんを加算してください。
比較チェックリスト8項目
最終確認として、次の8項目をチェックしてください。すべて埋まれば、判断に必要な材料は揃います。
- 自分は自費か保険か(領収書で確認)
- 1シートあたりの支払額はいくらか?
- 候補のサービスが同じ薬を扱っているか?
- 年間総額(ピル代+送料+手数料)はいくらか?
- 解約・休止の条件はどうなっているか?
- 検査をどこで年何回受けるか決めたか?
- 切り替えはシートの切れ目に合わせられるか?
- 通院にかかっていた時間を金額換算するといくらか?
8項目目を空欄のままにしないでください。通院時間の価値を計算に入れると、判断が変わる人が一定数います。
【 今日できること 】
判断に必要な材料は揃いました。
残る作業は、いま飲んでいる薬がオンラインでも扱われているかを確認するだけです。
人気のピルオンラインサービス「レバクリ」と「エニピル」で比較
人気のピルオンライン処方サービスの「レバクリ」と「エニピル」で比較します。
避妊用の低用量ピル
・シンフェーズ
・トリキュラー
・アンジュ
・ラベルフィーユ
・マーベロン
・ファボワール
→ 6種類
避妊用の低用量ピル
・トリキュラー
・アンジュ
・ラベルフィーユ
・マーベロン
・ファボワール
→ 5種類
これに加えてエニピルには、
ミニピル(デソゲストレル錠)
緊急避妊薬(レボノルゲストレル、エラ・ジョセイ)
があります。
したがって、「一般的な低用量ピルの選択肢」という意味ではレバクリのほうが1種類多く、「ピル全般の選択肢」という意味ではエニピルのほうが圧倒的に多いという整理になります。
通院をやめる決断でなくて構いません。
次のシートが切れる前に、料金ページを1つ開いてみてください。
それだけで、来月の半休を1回取り戻せる可能性があります。
- 今の薬名を確認した
- 年間総額を計算した
- 解約条件を読んだ
避妊目的のピルなら病院よりオンライン処方がおすすめな理由

月経困難症や子宮内膜症など治療目的のピルならともかく、避妊目的のピルなら断然オンライン処方がおすすめです。
なぜならピルのオンライン処方にはこんなメリットがあるからです。
- 家族や同僚にピルの服用がバレにくい
オンライン診療では、保険証の提示が不要であるため、医療費通知による家族や同僚への通知が避けられます。また、診療は自宅や外出先などのプライベートな場所で行うことができるため、周囲の目が気になることもありません。 - 忙しい人でも空き時間に受診できる
オンライン診療は、24時間365日いつでも受診することができます。そのため、仕事や学校などで忙しい人でも、空き時間を利用して受診することができます。 - 対面診療とほぼ同等の診察を受けられる
オンライン診療では、医師とテレビ電話やチャットなどのオンラインツールを介して診察を受けます。そのため、対面診療とほぼ同等の診察を受けることができます。
いちいちその病院の産婦人科の医師が女医かどうか調べるのって大変じゃないですか?
病院の産婦人科で女医ではなく男性医師だった場合、どうしても避妊のピルについては相談しずらいものです。
その点、オンライン処方なら気軽に相談できます。
これもオンライン処方ピルの大きなメリットだと私は思います。
妊娠もしていないのに産婦人科に通うのは恥ずかしい

これは体験した人にしかわからないかもしれませんが、妊娠もしていないのに産婦人科に通うには相当恥ずかし思いをしたのが私の感想です。
産婦人科の待合室でまわりはお腹の大きな妊婦さんばかり。
産婦人科の待合室で私に注がれる視線は
「避妊に失敗したの?」
「可哀そうに…中絶しに来たのね..」
なんて視線を浴びせられるのです。
これが嫌で、病院でのピル処方をやめた私です。
気軽にピルを使うためのオンライン処方

ピルにも慣れてくると、病院でのピルの処方も数か月に一度程度の処方で済むようになります。
それでも、日中に仕事を持っている私には負担になります。0
そのためにわざわざ会社を休む位わけにもいきません。
もちろん変な誤解を招かないために、会社の近所の産婦人科には行けませんしね。
※誰に見られるかわかりません。
その点、オンライン処方のピルは簡単で便利です。fオンライン処方ピ
いつでも曜日や時間を気にせずに、ピルの処方の相談ができます。
これで日本でのピルも普及するきっかけになるかもしれません。
(出典:Contraceptive Use by Method 2019)。
家族にもバレないような配慮
ピルのことって家族や旦那にバレたくない事情のあります。
その点、各オンライン処方ピルの会社も配慮してくれています。
例えば「レバクリ」ではこんな風に、ピルと分からない状態で配送してくれます。

オンラインピルの口コミ
今はもうピルを服用している女性は珍しくありません。
こんな風にニュースでも取り上げられています。
病院で処方してもらうピルの安心感も良いですが、オンライン処方の利便性も魅力ですよね。
この機会に、ぜひオンライン処方のピルも検討してみてください。
よくある疑問は、料金・薬・検査に集約される
寄せられる質問は、保険適用の可否、初診の扱い、病院への復帰、副作用への対応の4つに集中します。
順に回答します。
- 保険適用のピルはオンラインでも処方されるの?
- 制度上は可能ですが、実際に対応しているサービスは限られます。
オンラインのピル処方サービスの多くが、自由診療で運営されているためです。
保険診療を行うには、保険医療機関としての指定を受け、健康保険証の確認体制を整える必要があります。
この体制を持たないサービスが大半を占めます。
結果として、対面では保険が効いていた薬がオンラインでは自費価格になる現象が起こります。
保険適用を維持したままオンライン診療を希望するなら、いま通っているクリニックがオンライン診療に対応しているかを確認する方法が現実的です。 - 初診からオンラインで受けられるの?
- 低用量ピルは、初診からのオンライン診療で処方を受けられます。
厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」において、麻薬や向精神薬に該当しない医薬品として扱われるためです。
ただし同指針は、オンライン診療を対面診療と適切に組み合わせて実施することを基本としています。
初診時の処方日数や条件については、安全性を考慮した規定を各医療機関が設けています。
何シート分を受け取れるかは、申し込み前に確認してください。
初めてピルを服用する人は、対面での初診も検討する価値があります。
血圧測定や血液検査による事前確認は、対面でしか実施できません。 - 途中で病院に戻せるの?
- いつでも戻せます。
オンライン処方に契約期間の縛りがある場合でも、解約すれば通常の通院へ復帰できます。
戻る際は、オンラインで処方を受けていた期間と薬の種類を医師へ伝えてください。
お薬手帳に記録が残っていれば、それを見せるだけで済みます。
服用の空白期間があった場合も申告してください。
体調に変化を感じた場合や、副作用が続く場合は、オンラインの継続にこだわらず対面での受診を優先してください。 - 副作用が出たらどうするの?
- 軽度の副作用ならオンライン診療でも相談できますが、症状によっては速やかな対面受診が必要です。
判断の目安を持っておいてください。
服用開始から数か月以内に現れる吐き気、頭痛、不正出血の多くは、体が慣れる過程で軽減します。
これらはオンラインでの相談で対応できる範囲に入ります。
一方、突然の激しい頭痛、胸の痛み、息切れ、ふくらはぎの痛みや腫れ、視野の異常が現れた場合は、血栓症の可能性があります。
オンラインでの相談を待たず、医療機関を受診してください。
服用中である旨を必ず伝えることが重要です。
※本記事の金額はいずれも相場に基づく試算であり、実際の費用は医療機関やサービスによって変動します。
保険適用の可否および処方の内容は、診察した医師が判断します。






