月経周期のメカニズム – ホルモンケア推進プロジェクト

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月経周期のメカニズム

女性ホルモンが支配する!?月経周期と基礎体温。月経周期のメカニズム

 排卵にともない2種類の女性ホルモンの分泌は約25〜38日の周期で変動し月経を起こします。また、それにともなって基礎体温も上下します。
 

【図】 女性ホルモンと基礎体温、月経周期の関係

 

卵胞期

脳の視床下部から「卵巣を刺激するホルモンを出しなさい」と下垂体を刺激するホルモンが分泌されます。それに下垂体が反応し、卵巣に向けて卵胞を刺激するホルモンを分泌します。 さらに、そのホルモンに卵巣が反応すると、卵子の元(原子卵胞)が成熟し始めます。この卵胞が成熟する過程でエストロゲンを分泌します。このときエストロゲンに反応し、子宮内膜が厚くなり、受精卵を受け入れる準備がはじまります。 月経が28日周期の場合、月経が始まってから排卵するまでのおよそ14日間の基礎体温は、黄体ホルモンが作用していないため、比較的低温が続きます。

 

排卵期

エストロゲンが十分に分泌されると、これが刺激となって今度は下垂体から排卵を促すホルモンが急激に分泌されます(LHサージ)。これに反応して成熟した卵胞が破れ、中から卵子が排出されます。これが排卵です。

 

黄体期

卵子が出ていくと、排卵後の卵胞は黄体に変化して、黄体ホルモンを分泌します。黄体ホルモンはエストロゲンによって厚くなった子宮内膜に作用し、さらに受精卵が着床しやすいようにします。この黄体ホルモンの作用により、基礎体温は上昇し、高温相となります。

 

月経

妊娠が成立しないと、黄体ホルモンとエストロゲンのレベルは激減します。そのため、厚くなっていた子宮内膜ははがれます。その際に、出血した血液と子宮内膜の一部が共に体の外に出ていくことを月経といいます。この時期は、月経痛(生理痛)や頭痛、胃の痛みといった症状が出る人が多く、心身ともにブルーな時期となります。

 

月経痛(生理痛)はナゼ起こる?

多くの人が経験したことのある月経痛。日常生活に支障をきたすほどの痛みが出る人もいるでしょう。そんな月経痛はどうして起こっているのでしょうか?
月経時は上記で示したように、女性ホルモンの分泌が低下することで着床にそなえて厚くなった子宮内膜がはがれ落ちます。また 子宮の収縮もおこります。
これが月経痛の本体です。さらに痛みを誘発する物質も出てきて、痛みを増します。そのため月経痛は、腹痛だけなく、頭痛や吐き気などを伴うこともあります。
市販の痛み止めを服用して治まる程度であればよいですが、ひどい場合は婦人科に相談をすると他にも色々な対処をしてくれます。

>> 月経周期と基礎体温を記録してホルモンの状態をチェック!